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こんな道具を作りました

身近な物で作陶に役立ちそうな道具を作っています。

こんな道具を作りましたよ。

 「支柱の高さのスケール」

皆さん、窯入れを行うとき、1枚の棚板に作品を並べるとき、作品が、その棚板の支柱の高さで入るかどうか、実物の支柱を作品の横に置いて確認したりしませんか。この確認作業を簡単に行うためのスケールを作ってみました。

●支柱の高さが、75,90,105,120

 mm用のスケールです。棚板の狭いスペースで測れるように、角柱に4枚の板を接着しています。このアームの長さは約95mmありますので、確実に作品の高さを測ることが出来ます。木材で作ったのは、作品の釉薬を傷つけないためです。

●3種類作りました。

@30,45,60mm用

A75,90,105,120mm用

B150,180,210,240mm用

 「取っ手のある作品のための取っ手の保持治具」

織部などの、取っ手の付いた作品を作るとき、取っ手の形を作るのに苦労しませんか。大きな作品の場合は、本当に苦労しますね。このための治具を作ってみました。半割(約45×105mm)の木材に1cmきざみでスリットを作り、アクリルの薄い板を何枚か用意し、いろいろな寸法の取っ手を作り、半乾燥させることが出来ます。

●実際は、アクリルの板の上に、さらしを敷きその上に粘土で作った取っ手を載せて、堅くします。アクリルの板の長さを変えることにより、いろいろな曲線を作り出せます。

 「削りかすを飛び散らないようにする電動ロクロのカバー」

これは、シンポ製の電動ロクロRK−3D型に、ワンタッチ芯出し機を取り付けて、削り作業を行うときに、削りかすが、周辺に飛び散らないようにするための覆いです。

9mmの合板で作りました。ロクロに載せて使います。奥側を高くし、削りかすをしっかりガードします。手前は低く作り、作業性をよくしています。
簡単に本体は取り外しは出来るのですが、左側奥に、削りかすの排出口を付けました。下に削りかす入れを置いておけば、連続して何個でも削ることが出来ます。
現在、第1教室で2台が削り専用になっています。

 「底の厚さを測る定規」

この道具は、底の高台を削るときに、簡単に底の厚さを確認するための道具です。竹製の30cmの定規を、角材で挟み込んで、定規がスライドできるようにしています。

2種類の幅で作りました。一つは、口径が10cm以下用。コーヒーカップ、マグカップ等に使います。
もう一つは、菓子鉢用。口径30cm位まで使えます
使い方は、まず、内部の深さを右の写真のように測ります。

定規と角材がずれないように保持したまま、今度は外側に当てます。一目瞭然に、底の厚さが分かります。

マグカップなどは、手に持って測ることが出来ますが、大きなもの(例えば、ラーメンどんぶりの場合)などは、平らな机の上に置いて簡単に測ることが出来ます。
 

 「急須等の注ぎ口、取っ手の曲面をきれいに切るための治具」

この道具は、急須の注ぎ口と取っ手を、急須本体に接着するとき、急須本体の曲面に合わせて、しかも角度をつけて、切り取るための道具です。現在は、三つの曲面に対応できるように作っています。私の経験では、この三つの曲面で、ほぼ対応できます。

実際の作業の写真は、今しばらくお待ちください。近々掲載します。

■ 「中塗りポンプ」

この道具は、カップ類など容器の内側だけに釉薬を塗る際に使用し、内側と外側に別の釉薬を掛ける場合、非常に便利な道具です。
市販のものですと価格は2〜3万円します。

 

 ご用意いただくもの


左が中流量の灯油ポンプ(190円)
右が大流量のドラムポンプ(570円)
ホームセンターで売ってます。
  この写真のように改造します。
     
 

 改造の流れ

  • 吸い込みパイプを所定の長さに鋸で斜めにきります。
  • 次に、出口ホースをカッターナイフできれいに切り、ビニールテープで繋ぎます。
  • 出口ホースの先端部は、縦に切り込みをいれ、ビニールテープで絞ります。
    これは、実際にやってみて、釉薬の吹き出す勢いを見て決めてください。
  • あとは吹き出し方向を上向きにするために、針金、または輪ゴムなどで固定すれば出来上がり。
 

 使用感

約2年ほど使用していますが、最高ですね。
プラスチック製ですので錆びる心配もないですし、洗浄もとても簡単です。
特にドラムポンプでは、一押し約125ccと流量が多いため、
50個くらいのマグカップなら、アッという間に施釉出来ます。

 
   
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